2-2 きめられたことは守らせよ

工程管理がうまくいかない理由は?

貴社の工程管理制度は立派である。制度自体に大きな問題はない。
問題なのは、その制度を守ろうとしない、貴社の態度である。

一倉先生はここに真理がある。そして実に平凡な真理だといいます。

日本人は時間が守れないのではなくて、守ろうとしないのだ。
要するに、態度の問題である。
きめられたことを守らないから、仕事の運営がうまくいかず、スピード違反をしてじぶんのみならず他人までを死傷させ、遊泳禁止区域で泳いでひとつしかない命をなくすのである。

自分は守ろうとしているか?
自分で決めたことを、守る。自分がやるのではなく、自分にやらせる。守らせる。
これは態度の問題ですとおっしゃっています。

なぜ決めたことを守らないのか?2つの言い訳

「忙しい」と「実情に合わない。」

これが二つの理由です。

忙しいのは、特別な場合を覗くと、仕事のやり方がまずいか、時間の使い方が下手。のどちらかしかない。
だからそれ以上は触れないとバサっと切り捨ててます♪

では、実情に合わないのはどうだろうか?

実情に合わない。だから守れない。という考え方はもっともらしいけれども、危険な考え方であると先生はおっしゃっています。

規定が実情に合わないのであれば、規定そのものを変更してその通り守るのである。
規定が存在する限り、それに対する批判はどうであろうと、守らなければならないのだ。

なぜ、図面に対しては、不満があっても図面通りにつくるという従順さがあるのに、なぜ規定や制度いやると正しい態度がとれないのか?そこには、規定や制度が会社にとっての図面であるという意味や意義への理解がないからからもしれませんね。

ことばから合わせていく。ここにも本質がありそうです。

また、先生は、このようにのべています。

決められたことを忠実に守るということは、より良い道を見つけるための最短距離でもある。
そして、何がなんでも守らせるという決心と、さらに守らせるからには、守らせる人は守る以上にやらなければならない。どうすればいいか?アイディアを加えて工夫し、実行なければならない。

不可能を可能なものに変質させることは手をこまねいていてはできることではないのである。

と。


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