1-1 計画とは何か

この項目では、計画の定義について紹介されています。

「計画はマネジメントの基本である」「計画性がないからダメだ。」など、私たちはよく計画という言葉を口にします。そして「計画の大切さはわかった。」「計画を立てて、計画的に進めていきましょう。」ということなります。

しかし、一体計画とは何か?どういうことが計画なのか?となると、明快な定義を下す人は意外に少なく、
あまりにも身近なことすぎて、かえってわからなくなる。計画とはどういうことかもわからずに、計画を立てることはできないはずである。と述べています。

計画とは、DESIGNである。と常日頃考えいる私にとってもドキッとする言葉でした。
計画とは、目的をどうやったら達成できるか?というあらゆるアイディアとその実行の具体的な方法」みたいなもの?とか思いながら、Wikipediaをチェック!

計画(けいかく、planあるいはprojectあるいはprogram)とは、何らかの物事を行うために、あらかじめその方法や手順を考え企てること。また、そうして考えた方法や手順[1]。具体的には、将来実現しようとする目標と、そこに到達するための主要な手段や段階とを組み合わせたものである[2]

計画には、上述の目的(目標)や方法・手順に加えて具体的な時期、日付などが含まれていることが一般的である。ものによっては詳細な時刻まで含む。 なお、実行する日時などまで明確化した計画表(予定表)をスケジュールと言う。 (その点で計画は、目的と手順が含まれているが日時が指定されていないような「手順書」や「レシピ」などとは異なっている。)

wikipediaより

とのこと。

まぁ、それとなくあってるあっているかなと思いながら読み進めると、そこには

計画とは、
『将来に関する現在の決定』(ドラッガー)である。
くだいていえば、「将来のことを、あらかじめきめること」である。

とあります。

この計画の定義づけをすることから始まり、「あらかじめ決めてしまう」のであるから、当然のこととして「その通り実施する」という考え方が導き出されてくる。

そのため、「予定は未定にして決定にあらず」とか、「計画はしばしば変更することあり」というようなことは正しい態度ではない。そのような態度は、計画ではなく「予想」であり、予想であれば、結果に対して責任を持つ必要はない。と一倉先生は述べています。

計画には、責任が伴う。この責任感が計画の第一の要件。確かに。いくら計画を立てても、その通り行かなくて当たり前。という態度を決め込んでしまうとそこに気づきも成長もないし、まず思うような結果が上がってこないですよね。

また、計画について、計画以上でも、以下でもいけない。計画より早くても遅くてもいけない。どこまでも「計画通り」というのが正しい態度だと述べています。

格別の努力をしなくとも実現できるような、低い水準の計画をたてて、これを突破したからといって自慢するのはおかしい。高い水準の計画をたて、その通り実現させることこそ、真の誇りなのである。死に物狂いの努力をしなければ「そのとおりやる」ことができないような計画こそ、本当の計画なのである。

計画の定義と、計画に対する正しい態度。この共通認識がまずは必要。
その上で、志を高く、本当の計画、本物のデザインをしていきます。


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